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堀江社長と細木数子の対談に思う

ゆうべフジの25時間テレビをみてて思ったことを簡単に・・・

ライブドアの堀江社長と細木数子の対談の様子がどうも気になった。
堀江氏には大変申し訳ないが、私は倒産寸前の会社の社長が怪しい占い師に「うちの会社大丈夫だよね?」と追いすがっているという印象を受けてしまった。
彼は自社の株価について「今457円(だったかな?)だけど倍にしてみせる!」と強調して見せたり、細木にやり方によっては5倍になるかもとも言われると急に「絶対に5倍になるンですよね!」と言う態度を見せた。
さらにはネプチューンの「女と言うことは乙部さんがらみ!?」という他愛もないつっこみに逆ギレする醜態まで見せた。
これは世間(マーケット)に「堀江は余裕が無いのかな!?」「冷静な判断が求められる経営者として失格では!?」という印象を植え付けたのではないかと思う。
批判はあるかと思うが数ヶ月前の彼なら「勝者の余裕」とでも言うべき姿勢が見られた。しかし、極端に何かにおそれる姿勢を見せてしまった。これではライブドアはYAHOO!を抜くどころか数年で消えていくような気がする。
彼は良くも悪くも「革命家」であると思うし、「革命家」は常に過激発言と無謀な計画、そして根拠の無い自信を世間にアピールするものではないだろうか。そうでなければ人々の支持を失うと思うし、詐欺師扱いされて確実に破滅する。彼は自分に対する批判を「世の中が変わることに対する圧力」と感じているかもしれないが、その背後にある物言わぬ「旧秩序の破壊者に対する期待と賞賛」の存在を忘れてはならない。
だが、彼は最も見せてはまずい姿勢を見せてしまった。自社のイメージダウンや焦りすぎは経営者としては最悪のアピールである。細木もその辺を感じたのだろう。対談途中で乙部広報に話を振って「あなた、あと1年で仕える人が変わるわよ」と言っていた。細木は社長の様子からライブドアが「沈みかけた泥船」と化していることを感じ取ったのではないだろうか?「鍵を作る会社を!」というアドバイスや「女でしくじる」というのは暗に今のうちに「ライブドアから手を引いて逃げないと破滅する」と言うことを警告したのではないだろうか?月曜日の株価が文字どおり「鍵」を握っていそうだ。
by akio_suzuki1 | 2005-07-26 13:40 | 雑感

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